麻生財務相は4月9日午前の会見で、20年ぶりに紙幣・貨幣のデザインを刷新すると発表した。1万円札の肖像画は、現在の福沢諭吉から「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一。5000円札は、現在の樋口一葉から「女子教育の先駆者」と評され、津田塾大学創始者である津田梅子。1000円札は、現在の野口英世から「近代日本医学の父」と言われる北里柴三郎に切り替わる。もうひとつ新しくなる500円硬貨は、肖像画が変わる紙幣とは違い、「桐」などのモチーフは変わらないようだが、実は様々な新技術を導入しているという。まず…